ヘボの収穫方法&風景

ヘボとはクロスズメバチのこと。尾張・三河・東濃・信州に広がる里山の秋のごちそうです。

我が家では、ヘボ(クロスズメバチ)追いの父がいます。

父は、6月頃、山へ行きヘボの巣を捕ってきます。それを木箱の中に入れ、毎日餌を与えながら秋まで大切に育て、11月4日、ついに収穫しました!!我が家の一大イベントです。

この記事では、ヘボの収穫方法&収穫風景をお届けします。

~ ヘボの収穫方法 ~

①ヘボが寝ている夜にスタートします。まずは、煙幕でヘボを気絶させる。

②箱から巣を包丁ではがす。

③巣を1枚づつ取り出す。ヘボはほうきで払い、空箱に戻しておく(気絶しているだけなので、起きた時にヘボが困らないようにするため)。

④半分ほど取り出せたら、残りの巣を丸ごと取り出す。1枚ずつ分けては、ほうきで綺麗にしていく。

⑤ヘボを空き箱に入れ、元の場所に戻す。

⑥巣は家の中に持ち帰り、しばし撮影会&重さを測る。今年は、2.3kg!なかなかの出来だったそうです。

⑦ピンセットで白色の皮を剥ぎ、中にいる幼虫を抜く。家族総出です。(西尾家にはヘボ用のピンセットが人数分あります。)

⑧収穫したてを煮付にして、食べます♡(レシピ:へぼの煮つけ

以上が我が家のヘボ収穫祭でした!!

ヘボの収穫は、物心ついたころから手伝っていますが、写真にしてみるとなかなかの見た目ですね。でも、味は最高なので一度は試してみてほしい伝統食材です。