ヘボ(はちのこ)の佃煮の作り方

岐阜の伝統文化であるヘボ(クロスズメバチ)。西尾家でも6月から11月まで大切に育てます。そんなヘボの美味しい食べ方と言えば「佃煮」です。ご飯にかけて食べれば、最高のおかずになります。お父さんにそのレシピを聞いていたので紹介します。

材料

  • ヘボ  3kg
  • 砂糖  300㏄
  • 醤油  100~130㏄

※醤油:100ccだと優しい味。お好みで調整してみてください。

作り方

  1. 鍋にヘボ、砂糖、しょうゆ100ccを入れ、強火にかける。グツグツしてくるまでは、混ぜずに待つ。
  2. グツグツと沸騰し、ヘボから汁が出てきたらしてきたら、満遍なく火が通るように、鍋こど回して混ぜる。
  3. 白色の幼虫がふっくらと大きく膨れ上がってきたら、菜箸で優しく混ぜる。(幼虫がふっくらするより前に菜箸で混ぜてしまうと、ヘボが潰れてしまうので注意。)
  4. 汁が鍋の底から0.5ミリくらいになるまで煮詰める。この時、焦げないように時々、鍋を回す。
  5. 汁が鍋の底から0.5ミリくらいになったら、味をみる。お好みで砂糖と醤油を加えばがら味を調整し、完成。

保存方法

  1. 瓶を煮沸消毒する。
  2. ヘボの佃煮が冷めている場合は、もう一度温め、熱いうちに瓶に詰める。
  3. 冷凍庫で保存する。
  4. 保存期間1年間

コツ

  • 混ぜすぎるとヘボが潰れてしまうので、極力混ぜないことがコツです。
  • お酒を入れる作り方もありますが、長持ちしなくなるので西尾家では入れてません。

ヘボの収穫風景

ヘボの収穫方法については、こちらの記事→「ヘボの収穫方法

○ヘボ追いにつては、こちらの記事→「我が家のヘボ追いのやり方